「疾病予防と治療月間」によせて

 2014年10月、RI理事会は「12月を重点分野『疾病予防と治療月間』とした。地域社会の医療従事者の能力向上、伝染病の伝播を食い止め、非伝染病とそれによる合併症を減らすための、疾病予防プログラム、地域社会の医療インフラの改善、疾病の蔓延を防止することを目的とした、地域住民への教育と地域動員、疾病またはケガによって引き起こされる身体障害の予防、疾病予防と治療に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援を強調する月間である」としました。

 毎年世界でデング熱やハンセン氏病に苦しみ、先進国での症例が少ないため、製薬会社の開発が遅れています。保健従事者の数が人口1万人あたり23人に満たない国が57ケ国、毎年世界で240万人の医師、看護師、助産師、熟練介護者が不足しています。また世界人口の6人に1人が医療費を払うことができません。医療費の負担によって毎年1億人が貧困生活に追い込まれています。

 そして「絶滅まであと少し」と言い続けながらもなかなか絶滅される事が難しいポリオの例を見れば解るように、疾病対策には膨大な費用と時間が必要です。ですから継続した活動を行なう力を持っているロータリーこそが支援すべきではないでしょうか。まずはポリオ撲滅のために、ロータリー財団への寄付をお願いします。

 日本で暮らしていると、こうした活動に対してはあまりピンときません。しかしながら私達自身も疾病予防を真剣に取り組まなければなりません。特に生活習慣病と言われる「高血圧、脂質異常性(悪玉コレステロール高値、中性脂肪高値等)、糖尿病」を引き起こす元締である肥満に対し策をとっておきましょう。

 ロータリアンが身も心も健康であれば、素晴らしい奉仕活動を行なえるのではないでしょうか。