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「職業奉仕月間」によせて

 新年明けましておめでとうございます。
 昨年中に、今年度の公式訪問を無事終えることができ、各クラブ、地区の皆様には大変お世話になりました。

 さて、今月は「職業奉仕月間」ですが、職業奉仕はわかりにくいとよく言われます。例をあげると、職業を通じた奉仕なのだから、弁護士さんが無料の法律相談をする。あるい
はお医者さんが、無医村に出向き無料で診察する等が職業奉仕と考えている方がいらっしゃいます。ロータリーの考え方では、それらは立派な行為ではありますが、職業奉仕ではなくむしろ社会奉仕だと位置づけております。職業奉仕がわかりにくいのは、英語でいう「ヴォケーショナル・サービス」とそれを訳した「職業奉仕」の概念の差によるものだと思います。ですから一般の職業の方が、日常の業務の中で普通に行う職業活動の中での職業奉仕、「ヴォケーショナル・サービス」がロータリーで考える意味での職業奉仕となるわけであります。

 職業奉仕には四つのテストがあります。これは、ロータリーの有名なモットーである、アーサー・シェルドンの言う「最も良く奉仕する者 最も多く報いられる」という言葉と基本的に一致するものです。天職を通じたサーヴィス(職業奉仕)すなわち相手の事を考え、皆のためになるような職業活動をする。それがビジネスの繁栄にもつながるという考え方です。

 天職は、天から与えられた、神様から与えられた世の中の為になる職業ですが、考えるに全ての職業が天職といえます。ですから、自分の職業を大事に思い、職業を通じて世の中に貢献するという意識を常にもって活動することが何より大切なことであると確信しております。

 しかし、最近のRIの考え方は、職業奉仕の概念が軽んじられる方向へ向かっているように感じられます。日本のロータリアンにとって職業奉仕は大変重要だと思いますが、皆様のお考えはいかがでしょうか。