4月は母子の健康月間です

 寒く厳しかった冬も過ぎ去り、ようやく暖かな春の季節がやってまいりました。桜前線も北上し、各地で桜の便りが開かれ、心なしかうきうきする毎日です。

 さて、白戸年度も残り3ヶ月となりました。公式訪問でお願いをした会員増強計画、財団寄付、米山寄付等、皆様会長年度を締めくくる時期となりました。仕上げの精査を各クラブお願い致します。

 さて、4月は母子の健康月間(Maternal and Child Health Month)です。
現在、世界では疾病、栄養失調、医療の不備、不適切な衛生設備が原因で毎年、5歳未満の子ども590万人が亡くなっていると言われています。
はしか、マラリア、肺炎、エイズ、下痢性疾患は、5歳未満の子どもの主な死亡要因です。その予防ワクチンや抗生物質を提供することで、子供たちの命を救う事ができます。また、抗レトロウイルス薬や粉ミルクでの育児を奨励することで母から子へのHIV感染を予防することができます。汚染水による下痢性疾患によって栄養失調が悪化するため、水と衛生を改善して子どもの栄養促進を図ることができます。実際、これらの活動は、現在、ロータリークラブが取り組んでいる具体的なプロジェクトなのです。

 また、サハラ以南のアフリカでは、39人に1人の女性が妊娠中または出産による合併症で亡くなっています。この対策として、リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)の医療と研修を充実させることによって、妊産婦の死亡を80%防ぐことができます。

 ロータリーは母子の健康を改善し、5歳未満の幼児の死亡率を減らすための活動と研修を支援しています。

3月は水と衛生月間です。

 めっきり春めいて参りました。気分的に身も心もうきうきする季節となりました。

 さて、去る2月はIMが8分区中7分区で終了しました。各分区とも「会員満足度アンケート」を真摯に受け止めていただき、クラブの長所・短所を理解され、今後のクラブ運営に参考になっていることと思います。又、この調査を礎に中期計画など立案いただき、今後のクラブ運営に役立たせて下さい。尚、IM時、分区内各クラブの会員増強進捗状況や各クラブ会員の年齢別構成、更に財団寄付状況などの一覧表も作成し、クラブ会長にお渡しいたしましたので残された年度内に目標達成をよろしくお願い致します。

 さて、3月は水と衛生月間となっています。日本のように、水が豊富で衛生水準も高い国ではあまり実感できないことかもしれませんが、世界では「命を救うきれいな水」を心より求めている地域が今も多く存在します。特に発展途上国では、今も汚染水により命を落とす子供が後を絶ちません。きれいな水は人間が健康に暮らすための第一条件です。

 毎年250万人の命を救うため、ロータリーはきれいな水の提供に力を注いでいます。世界には、きれいな水を利用できない人が7億4800万人、汚染水による下痢性疾患で命を落とす子どもが毎日3,000人以上いると言われています。このような現状を受け、ロータリーは世界各地できれいな水をもたらすための多くのプロジェクトを実施しています。例えばガーナでは、ロータリーの補助金を活用し、会員が複数の村に20以上の井戸を設置したほか、30の井戸が修復されました。さらに、治療しなければ障害や死にいたる伝染病、ブルーリ潰瘍に関する教育と治療も行っています。この活動で、7万人近い人々が恩恵を受けています。

2月は平和と紛争予防/紛争解決月間です。

 大寒も過ぎ、いよいよ本格的な寒さがやってまいりました。
 さて、2月は平和と紛争予防/紛争解決月間となっております。これはロータリーが定める6つの重点分野であり、国際ロータリーが世界の中で、最も支援を必要とする人道的奉仕のニーズとしてとらえている項目の一つとなっています。

 今日、紛争や迫害によって住むところを失った人々は何百万人もおり、紛争被害者の実に90%が一般市民で、その半数が子どもだと言われています。また、世界で18歳未満の子ども30万人が少年兵として紛争に巻き込まれているとも言われています。
現在、ロータリーでは、貧困、不平等、民族対立、教育や機会の欠如といった、争いの温床となる問題への取り組みのほか、紛争を抑止・仲裁するためのスキル研修や難民支援など、様々な平和活動にも積極的に取り組んでいます。
 この分野で私たちができる活動としては、具体的には、ロータリー平和フェローシップの候補者を探したり、紛争の原因(貧困、不平等、民族間の緊張、教育の欠如など)の解消に取り組むプロジェクトを計画したり、また理解と平和を推進するため海外のロータリークラブと友好を築き奉仕活動で協力するなどの活動が考えられます。

平和と紛争予防/紛争解決は、確かにハードルの高い分野ではありますが、財団のグローバル補助金を活用して、是非、積極的なご検討を戴ければ幸いに存じます。

職業奉仕月間によせて

 「20世紀初頭シカゴの街は著しい社会経済の発展の陰で商業道徳の欠如が目に付くようになっていました。ちょうどそのころ、ここに事務所を構えた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に堪えかね友人3人と語らって、お互いに信頼の出来る公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたいという趣旨でロータリークラブという会合を考えました」と、毎月発行のロータリーの友6頁に書かれています。

 職業奉仕がロータリーの金看板といわれる所以ではないでしょうか。天職を通じて世の為、人の為になることが職業奉仕です。ロータリーの二大モットー「最も良く奉仕する者 最も多く報いられる」は我々凡人にとって当たり前と思いつつ、なかなか出来難いことです。

 職業には倫理(道徳)感が大切と言われておりますが、これも判りつつ、なかなか出来ないものです。しかしこのことが守れず永々と先人の築き上げた信用を一瞬にして無くしているケースも世の中には多々見受けられます。
先日ある地区大会に参加をした時のことです。ジョン・ジャームRI会長は高潔性と言うことを非常に強調されているとのことをお聞きしました。世の中で行ってよい行為、いけない行為がしっかり分別出来るロータリアンになりたいと思う昨今です。

12月は、疾病予防と治療月間です

 時間の経つのは早いもので白戸年度も5ヶ月が過ぎ、間もなく折り返しを迎える時期となります。
5ヶ月間を振り返りますと一にも二にも公式訪問に明け暮れた毎日でした。地区内56クラブの内、11月末日で50クラブの訪問を終え、残り6クラブになりました。公式訪問ではそれぞれのクラブで温かく迎えて戴き、友情あふれる多くの出会いを戴いたことに感謝申し上げます。
会長幹事会に於いても会員満足度アンケートの集計結果等、自クラブの長所・短所・傾向等グラフ化し詳細に分析されるなど、今後のクラブ運営に寄与されたものと自負しております。

 さて、12月は、疾病予防と治療月間です。ロータリーの重点分野の一つである「疾病予防と治療」には、予防接種の研究から、きれいな飲み水の確保、衛生設備の整備など、さまざまな取り組みがあります。
「ポリオのない世界」それはロータリーの最優先目標です。そのために世界中のロータリアンが多くの貢献をして参りました。世界中のロータリアンからの貴重なご寄付により、莫大な資金を提供してきました。ポリオプラス・プログラムだけをとっても、1985年以来15億ドル以上の寄付が集められて参りました。そして我々は今、もうあと少しでポリオ撲滅という大きな目標が達成されるところまで到達したのです。

 また、ポリオ撲滅以外にも、世界中のロータリアンは発展途上国やHIV/エイズに苦しんでいる地域で保健キャンプや研修施設を設置したり、お金がないために医療を受けられない人びと(世界人口の6人に1人)のために、医師、看護師、政府機関、協力団体が利用する設備や体制を整備したりしています。
海外における人道的奉仕活動は、各クラブ様にとりまして少しハードルの高い活動かもしれませんが、是非これらの国際的な問題にも関心をお持ち戴き、チャレンジして戴ければ幸いに存じます。

財団月間に寄せて

 ロータリー財団の使命は、ロータリアンが健康状態を改善し、親善、平和を達成できるようにすることです。
 より良い地域づくりのための活動やグローバルなイニシアチブを資金面で支えているのがロータリー財団です。クラブや地区に補助金を提供している他、ポリオの撲滅や平和の推進といったグローバルなキャンペーンを展開しています。こうした活動や補助金を実現させているのが、皆さまからのロータリー財団へのご寄付です。

ポリオ撲滅
 ロータリーは1979年にフィリピンの子供達にポリオ予防接種をはじめて以来パートナー団体と共に懸命に活動を続け、全世界でポリオの発症数を99.9%減らすことに成功されました。今、あと少しでポリオを撲滅できるまできています。しかし撲滅を完全に成し遂げるには、皆様からの支援が欠かせません。支援にはさまざまな方法があります。わずかな時間でも、長時間を費やしての支援でも、世界でポリオを撲滅して、子供達を一生ポリオから守るために「一人ひとりに出来る」ことを実行することが大切です。

ご寄付
 ロータリアンはこれまで122ヶ国20億人以上の子供達へのポリオ予防接種を支援してきました。わずか60円程のワクチンで一人の子供を生涯、ポリオから守ることが出来ます。

地区目標
 今年度地区財団目標は一人当たり150ドルです。内訳として年次基金130ドル、ポリオ20ドルです。この目標金額は5~6年同じ金額です。各クラブがそれぞれ一人当たりの目標を達成して頂ければR.I重点項目前年比5%UPは当地区として達成出来ますのでご協力お願い致します。

米山月間に寄せて

 今月10月は米山月間です。皆様ご承知のことと思いますが、米山記念奨学会は日本ロータリー独自のプログラムです。
事業の使命としては、〔将来、日本と世界とを結ぶ「懸け橋」となって国際社会で活躍し、ロータリー運動の良き理解者となる人材を育成することです。
これはロータリーの目指す「平和と国際理解の推進」そのものです〕とあります。

 当地区に於いては、去る4月23日、今年度米山奨学生及びクラブカウンセラーの為のオリエンテーションが行われ、今年27名の奨学生を受け入れました。国別には中国13名、韓国5名、ベトナム4名、台湾2名、イラン1名、ネパール1名、バングラディシュ1名となっています。

 学校別では筑波大学12名、茨城大学11名、流通経済大学2名、常磐大学1名、東京藝術大学1名と奨学生はそれぞれの学校で学んでおります。

 そして次年度は受入奨学生も1名増え28名となります。したがって、地区内56全クラブが世話クラブ及び準世話クラブに関われることになります。

 最後になりますが、奨学金の源泉は米山記念奨学会への会員の寄付です。今年も昨年同様一人25,000円以上(普通5,000円、特別20,000円)をお願い致しております。事業の使命をご理解頂き、ご協力をお願い致します。

基本的教育と識字率向上月間によせて

 すべての子どもに普通教育を!

 基本的教育と識字力は貧困問題や保健上の課題に取り組む為に必要となり、地域社会の発展を導き、争いのない世界を実現するには欠かすことを出来ない要素となります。ロータリーでは、「基本的教育と識字率向上」の重点分野に該当する数多くのプロジェクトが実施され、国連ミレニアム開発目標を力強くサポートしています。

 識字率は世界全体で向上しており、教育における男女間の格差も縮小していますが、今後も状況を改善していくには更なる支援が必要となります。

 ちなみに国連教育学文化機関(UNESCO)の統計によりますと、世界には学校に通っていない児童が5800万人、読み書きが出来ない成人が7億8100万人います。低所得国のすべての子供が基本的な識字力を身につけて学業を終えることが出来れば、推定1億7100万人が貧困から解放されるとされています。これは世界の貧困率における12%の減少に相当するそうです。

私も一昨年現在オリンピックが行われているリオデジャネイロでの国際大会に初めて参加しました。オリンピックで皆様もすっかり身近になられたことと思いますが、私たちの飛行機はドーハで乗り継ぎましたけど、24時間強の搭乗時間を要し到着したリオデジャネイロは12時間の時差ですから日本の昼12時は現地では夜中の12時になります。これ程遠い地に来たのですからと、国際大会終了後観光に足を延ばし、アマゾン川沿岸のホテルに宿泊した時のことでした。夜、飲み物とビールを買いに行きました。そこには年の功20歳前後の青年がおりましたが、こちらで支払いをしようとしてもつり銭を出すということが全くわからなく唯々にこにこしているだけでした。仕方なくこちらでつり銭の無いように準備し、品物を頂いてきました。又、他にもあちらでは結構立派なホテルのフロントでも料金の計算が出来ず、こちらの添乗員が事細かく説明をして、精算を済ませたこともありました。

日本では幼稚園の子供でも出来るようなことが成人でも出来ない国や人類がいることを目の当たりにしました。今年度、ジョン・ジャーム会長のテーマ「人類に奉仕するロータリー」が理解出来る、できごとでした。

会員増強月間によせて

RIには7月を除き、毎月特別月間が設けられています。今月8月はロータリーで最優先項目と言われている会員増強・新クラブ結成推進月間です。

今、自分がガバナーになり、私の入会のきっかけはどうだったろうかと振り返ってみると、古河ロータリークラブが創立され10年目のことでした。
時の会長は私と同じ総和町に在住する御方で、私達の町にはロータリアンは唯一彼だけでした。「俺が会長になったからには我が町からロータリアンを増強したい」と私共にも声が掛り、我が町から同時に3人入会したことを記憶しております。40年前の会長も会員増強に余念がありませんでした。ロータリーの歴史は会員増強の歴史と言っても過言ではありません。

 そして、20数年在籍した同クラブよりガバナーを輩出することとなり、ガバナーノミニーより「2年後ガバナーに就任した時には新クラブを拡大することが命題なんです。白戸君協力をしてくれないか」とお願いされ、総和ロータリークラブ(現:古河中央)を創立することに至っております。

 私はロータリー会員として40年在籍しておりますが、ロータリアンは基本的に皆平等・対等です。会社等と異なって縦割り社会ではありません。又、師弟関係でも無いと思います。人には資質と言うものがありますが、会員を推薦する場合、先ずは協調性を重んじることだと思います。よく聞く話です。あの人が居るから止めるとか入会しないとかあるでしょう。さらにもう一つは謙虚さのある人だと思います。年上の人は勿論です。年下の人でも○○さんと言える素直な謙虚さです。片っ端から○○君とか或いは呼び捨てにする、自分程偉い人はいないだろう等と自己中心では周囲の人は被害者になってしまいます。

 このようなことを申し上げると、ガバナーの言うような理想的な人などどこにもいないよ、との声がきこえてきそうですが、ロータリークラブに入会された後、そのような人間になってもらえるよう、先輩ロータリアンのリーダーシップと一人一人が品性を高める努力をすることです。「朱に交われば赤くなる」という諺があります。そして増強は永遠のテーマです。「数は力なり」ですから自分を磨きたいと思う向上心を持つ同士を増やそうではありませんか。

2016-17年度 ガバナーメッセージ

ロータリアンの皆様、いよいよ7月、ロータリーに於いては新年度の始まりです。地区やクラブでそれぞれの役職に就かれる人達にとっては本番到来です。

私も2年前ガバナーノミニーに就任した時は、まだまだ2年先のことと思っておりましたが、昨年は9月早々にGETSが、そして今年1月17日~22日迄、アメリカサンディエゴで行われたガバナーに就任する為の義務出席である「国際協議会」等、大きなセミナーに参加しました。あっと言う間に過ぎ去った2年間です。

特に、国際協議会には国内34地区のガバナーエレクト・配偶者との出席でした。国際協議会2日目の本会議に於いて、ジョン・ジャームRI会長エレクトは、次年度のRI会長テーマを「人類に奉仕するロータリー」と発表されました。全世界には、貧困な人々、飢餓に苦しんでいる人々がまだまだたくさんおります。ロータリーの初期から、人類への奉仕はロータリーの礎であり、主な存在理由となってきました。伝統を継承する名誉を授けられたことから、このようなテーマにしましたと語られました。

そして、白戸年度の地区スローガンは「ロータリーに魅力を・一人一人が輝きを!」と致しました。全国レベルのセミナーに出席した時、あるコーディネーターは、日本のロータリーは「高齢化・マンネリ」に陥っていると言われておりました。それを聞いた私は、年齢を重ねることは誰にも止められませんが、何歳になっても自分の気持の持ち方次第でいつまでも若々しく、夢を描き続けられるのではないでしょうか。

又、マンネリとは「独創性や新鮮味がないこと」と辞書にはあります。今、「ロータリーはクラブに多様性」が求められています。無難な前例踏襲や新しい事への躊躇が障壁になってはいないでしょうか。

更に他の担当カウンセラーは、ロータリーは一人一人が広告塔だとも言っておられました。私のスローガン「一人一人が輝きを」と同義語のように感じました。世のロータリアンが倫理観を持って「人として守り行うべき道」を実践する努力をするならば、他の人からあの人は素晴らしいと評価するでしょう。更にロータリアンだと分かれば世の人々に魅力を感じさせられることでしょう。

我々の先達・米山梅吉翁は、「ロータリーとは人を作る団体である」、そして「自己改善は終生続けなければなりません」。と言っております。

ロータリアンの皆様、先達が申しているように常に向上心を持って、各種プロジェクトを積極的に取り組んで下さい。
何卒皆様のご協力とご支援を頂き、実効ある年度にしたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。

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