2023-24年度 第3分区

ガバナー補佐就任挨拶

第3分区ガバナー補佐 井澤卓司(水戸南RC)

「最も強い者が生き残るのではない。最も賢い者が生き延びるわけでもない。唯一生き残るのは変化できるものである」チャールズ・ダーウィン『種の起源』の有名な一節です。国際ロータリーが社会の変化や時代のニーズに柔軟に対応した故、二度の世界大戦や恐慌を乗り越えたと思います。創設期のロータリーは相互扶助的「1業種1人」の閉鎖的なサークルから、シカゴでの公衆便所の設置に象徴される社会奉仕活動を契機に、アメリカ始め全世界に急拡大しました。

こうした国際ロータリーの在りかたに、日本のシニア・ロータリアンは職業倫理を重視する立場から『ロータリーの友』に様々な意見を寄せています。DEIや中核的価値観のDiversity (多様性)を、私は人種、性別、年齢では無く「考え方」と捉え、ロータリーの概念や運動の多様性を許容すると解釈しています。

社会運動において多数を獲得できるか否かは、組織の存亡を左右する重要課題です。国際RⅠは規定審議会ごとに標準クラブ定款を緩め、より多くの会員を獲得すべく涙ぐましい努力を重ねております。これの賛否はともかく、第2820 地区では多くのクラブが例会や出席に関して、定款・細則を変更せず従来通りのクラブ運営を続けています。これも是とする懐の深さがロータリーの魅力です。敢えて垣根を下げ、高潔かつ「奉仕の志」を抱く人材の多くを囲い込む、国際R I のしたたかさにエールを送ります。

ゴードンR.マッキナリー国際RC会長の「世界に希望を生みだそう」のテーマのもと大久保博之ガバナーは「まちを磨けば、あなたが輝き、世界を彩る」を地区スローガンに掲げました。

具体的目標として
(1)茨城ガイドブック「見て覧(ミテラン)」の作成
(2)分区単位でのポリオイベントの開催
を呼びかけました。

これらをロータリーの外部にも拡大し、盛大かつ賑やかに実施する予定です。

またガバナー補佐の挨拶訪問では、各クラブの戦略計画や将来のビジョンについて意見を交わし、ロータリー賞の継続受賞を目指したいと思います。





第3分区の主な予定


開催日 曜日 クラブ・ホスト名 内容 報告書
2023.7.13 笠間 公式訪問  報告
2023.8.01 友部 公式訪問  報告
2023.8.07 水戸さくら 公式訪問 報告
2023.9.27 水戸西 公式訪問 報告
2023.9.28 水戸東 公式訪問 報告
2023.10.19 水戸好文 公式訪問 
2023.10.20 水戸南 公式訪問
2023.10.31 水戸 公式訪問 
2024.2.17 第3分区IM