2016-17年度 米山記念奨学会


米山記念奨学会総括委員長 メッセージ

国際ロータリー第2820地区 米山記念奨学会総括委員長 菊池 敏(水戸東)
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 昨年度に引き続き、米山記念奨学会総括委員長をお引き受けいたしました水戸東RCの菊池です。本年度も宜しくお願い申し上げます。

 昨年度は『世話クラブ・準世話クラブ』を設け、米山奨学生が地区内全クラブへ訪問した事で多くのご負担をお掛けしましたが、皆様からの暖かいご協力により奨学生もロータリーを深く理解で出来たと思います。また、今回のことで地区内のロータリアンと米山奨学生との繋がりが深まったと思います。

 今年度(2016年4月~2017年3月)の奨学生は、前年度より継続奨学生4名、新規奨学生23名を採用し合計27名を支援することになりました。更に次年度採用数は1名増の28名(継続:4名、新規:24名)を受け入れる事が既に決定されております、これも地区内のロータリアンお一人お一人のご支援のお陰と感謝しております

 白戸ガバナーの寄付目標額は、クラブ普通寄付金は5,000円×会員数、特別寄付金は1名につき20,000円以上となっております、皆様からの更なるご理解・ご支援・ご協力を重ねてお願い申し上げます。





米山記念奨学会の主な予定


9月4日(日)米山記念奨学会研究会
     10:00 受付 10:30~15:00 予定
     場 所:三の丸ホテル 〒310-0011 水戸市三の丸2-1-1
     電話 029-221-3011
     案内(word)





米山寄付増進委員長 メッセージ

国際ロータリー第2820地区 米山寄付増進委員長 大木 清実 (水戸さくら)
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「理解者育成の地道な活動」
 私達地区役員は、次年度奨学生のために米山指定校説明会に始まり、奨学生推薦者オリエンテーションを開催し、学生を対象に書類審査、面接選考と移行して行きます。
これが大変な作業なのであります。学生は皆が素晴らしく論文や容姿等、優越付けがたく地区内の各クラブに行った時、奨学生として認められるだろうか?身の引き締まる作業に成るからです。

当然の事、頭を痛めた事により学生の特徴は覚えています。奨学生とカウンセラーのオリエンテーション時、たどたどしかった学生が米山梅吉記念館への研修旅行や世話クラブの例会出席、クラブ行事参加とロータリアンとの親睦が深まるにつれ、日々変わって行く様は微笑ましい限りです。

やがて時が過ぎ期間終了式が挙行されます。この時期になると「親心」で学生がロータリアンと親睦が図れたか、世界平和の理解者として親交を深めたか等「sentimental」に成ります。学生の今後益々のご活躍を期待し、この事業が継承される事を希望して止みません。





米山記念奨学会学友会委員長メッセージ

国際ロータリー第2820地区 米山記念奨学会学友会委員長 菊地 達之 (竜ケ崎)
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 昨年度に引き続き米山学友委員長を拝命いたしました。

米山委員会はカウンセラー、総括委員長をトップに寄付増進、学友委員会に分かれていますが、事業内容に対しては委員全員で行っています。米山委員会の目的,使命については会員の皆様よくご存じのとおりですが、私たち委員としましては会員の皆様から奨学金の原資である寄付を募らなければなりません。

そのためには奨学生とロータリーの会員が直に接してもらうのが一つの方法かと思われます。米山奨学生には米山記念奨学会の歴史から目的等知ってもらうべく教育、指導を行っています。準世話クラブ制度もその一つです。奨学生と直接話をすることにより、また長くお付き合いすることにより学生たちの良さを理解していただく。そのように思っています。

どうぞ米山記念奨学会にご協力よろしくお願いいたします。





米山奨学生紹介

茨城大学  楊 飛(ヨウヒ) (日立南)
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 今、日本にある地域おこし協力隊を中心に、地域活性化における「よそ者」が果たしうる役割の検討を研究している。

中国人の留学生にとって、日本の学費や物価が高いので、自分は時間を充実に利用して勉強するために、経済上に負担を減らせるために米山記念奨学会へ応募した。奨学生になった後、米山記念奨学会の活動を通じて、韓国とかベトナムとかいろんな国の人と出会って、新しい友達を作った。自分の視野も広くなった。

奨学金のおかげで、今は勉強する時間が多くなった。毎月、例会へ出席させていただいて、食事の時間を利用しながら、賑やか、気軽な雰囲気で日本人の皆さんといろいろ交流した。奨学金をもらうだけではなく、自分も日本人の皆さんとの交流を通じて、日本の文化と習慣をいろいろ勉強になった。私は日本人の礼儀を弁えることとサービス意識に敬服している。

今年、修士2年生になった。来年3月に卒業する予定なので、卒業後、日本で国際貿易に関する仕事をしながら、日本と中国の架け橋になるために頑張りたいと思う。ロータリークラブとの関係は一時ではなく、一生の繋がりを作りたいと思う。





米山奨学生紹介

常磐大学大学院 海 涛(かいとう)  (水戸南)
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「成人夫婦あるいは恋愛カップルのPDゲームにおける関わり行動と成人愛着スタイルで測定された彼らの愛着スタイルとの関係」

 本研究は、 恋愛関係にある専門学校生、 大学生、 社会人あるいは成人夫婦のカップルの自分たちの恋愛に対する見方と、彼らの愛着スタイルとの関係、さらにカップルの具体的なかかわり行動との関係を調べ、恋愛関係とカップル
を構成する個々の彼らの愛着との関係、 さらに彼らの具体的なかかわり行動との関係を明らかにすることを目的とした。そのために3つの尺度と1つの実験を実施した。

 結果、過去における愛着対象者との関わり行動が、愛着対象者によって強化された比率が最も高く、弱化や消去を受けた比率は強化の比率と比べて低いと考えられる安定型の愛着スタイルの参加者は、相手の行動の変化に柔軟に対応した。過去における愛着対象者との関わり行動が、愛着対象者によってかなり強化されたり、あるいは、それと同程度に消去を受けたりしたと考えられるとらわれ型の愛着スタイルの参加者は、他者との関わり行動において粘着的であった。
過去における愛着対象者との関わり行動が、愛着対象者からの非随伴的な応答を最も高い比率で受けたと考えられる拒否・恐怖・回避型の参加者は、随伴性の変化に対応した行動の変化は示さなかった。過去における愛着対象者との関わり行動が、 愛着対象者によって最も高い比率で弱化されたと考えられるかい離型の参加者の場合、弱化にともなう否定的な情動が強く出てしまい、PDゲームの強化的な随伴性の変化に対応した行動の変化を示せなかった。





米山奨学生紹介

筑波大学大学院 黄柏翰(コウ ハクカン) (下妻)
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 弱視者は見づらさがあり、学習の際にも様々な配慮を行う必要がある。

そのうちの一つは拡大教材である。拡大教材の読みにおいて考慮すべき変数には、その教材の文字サイズと視距離がある。文字サイズを変化すれば、あるいは視距離を変化すれば、網膜像の大きさは変化する。そこで、網膜像の大きさを一定に保つためには、文字が小さくなるほど視距離を短くする必要があり、逆に文字が大きくなれば視距離を長くすることになる。網膜像の大きさを保つために設定する視距離を等価視距離(equivalent viewing distance, EVD)と呼ぶ。弱視者の文字サイズと視距離との間にどのような関係があるのであろうか?視距離の決定に関わる弱視者の視覚特性、プロフィールはどのようなものなのだろうか?

私の研究は、一定的な標準視距離で測定した文字サイズとの関係を等価視距離理論をもとに確認し、等価視距離が保たれる弱視者、等価視距離よりも短い、あるいは長い視距離をとる弱視者それぞれの視覚特性やプロフィール等を明らかにする。





カウンセラーメッセージ

米山奨学会カウンセラー  倉沢修市 (竜ケ崎RC)
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遠 山 無 限
 まずは、前年度皆様のご協力にてガバナーの任務を果たすことができましたことに、厚く御礼申し上げます。

 遠山無限(えんざんむげん)。『遠山は無限、碧層々( へきそうそう)』の一部。はるかな山々に緑が波打ち重なっている情景です。「はるかを見つめる」ということの大切さを、現代人は忘れかけているのではないでしょうか。あまりにも目まぐるしい現実が、そのゆとりを奪い取っているのかもしれません。はるかを見て歩まないと方角を見失います。大きな岩に突き当たってから右か左かと迷っても、もう間に合わないのです。

 将来の日本の生きる道は平和しかない。その平和日本を世界に理解してもらうためには、アジアの国々から一人でも多くの留学生を日本に迎え入れて、平和日本を肌で感じてもらうしかない。それこそ、日本のロータリーに最もふさわしい国際奉仕事業ではないかと思います。

 ロータリー米山記念奨学会の目的と事業

 米山記念奨学事業は、ロータリーの理想とする国際理解と相互理解に努め、国際親善と交流を深めるために優秀な留学生を支援し、国際平和の創造と維持に貢献することを目的としています。

 米山奨学生は奨学期間中に例会や奉仕活動に参加することによって、日本の文化、宗教、習慣などを学び、社会参加と社会貢献の意識を育て、将来、ロータリーの理想とする国際平和の創造と維持に貢献する人物となることが期待されています。

 米山記念奨学会では、日本全国のロータリアンの寄付金を財源として、日本で学ぶ外国人留学生に対して奨学金を支給しています。
今年度の地区目標寄付額は1 人普通寄付が5,000 円以上/特別寄付が20,000 円以上です。なお、今年度の米山記念奨学生は全国で766 人です。当地区には27 人が割り当てられています。

 各地区あたり奨学生を何人採用できるかは、概ね地区の寄付額の全国比によって決定されます。
 皆様のご協力をお願い申し上げます。





米山月間によせて

米山記念奨学会総括委員長 菊池 敏  (水戸東RC)
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 当地区における2015-16年度の米山記念奨学会に対する寄付金は、一人当たり24,758円で前年度を大きく上回りました、全国でも昨年度に引き続き第4位を維持できました。これもひとえに各クラブの皆様の心暖かいご理解とご協力の賜物と、心から感謝申し上げます。

 昨年度(2015.4~ 2016.3)は世話クラブ・準世話クラブとして、奨学生を受入れて頂き大変お世話になりました、奨学生は多くのロータリアンと接し、様々な事業を通じて日本文化や習慣に触れ、平和日本を感じてもらいロータリー活動の良き理解者となって、全世界で活躍されることと思います。

 さて、今年度(2016.4 ~)は27 名の奨学生を受入れる事が出来ました。次年度(2017.4~)は1名増の28名の奨学生を受入れる事が出来ます。指定校についても“筑波大学”“茨城大学”“流通経済大学”“東京藝術大学”“常盤大学”そして次年度から“茨城工業高等専門学校”が加わり6校となります。奨学生選考準備として、指定校の担当教授関係者の皆さんへの「指定校説明会」を8月6日(土)三の丸ホテル(水戸市)にて、ロータリーの事業等のご理解と、米山記念奨学会の望む人材を推薦して頂けるようお願い申し上げました。

 米山事業の使命は『将来、日本と世界を結ぶ「架け橋」となって国際社会で活躍し、ロータリー運動の良き理解者となる人材を育成することです。これは、ロータリーの目指す“ 平和と国際理解の推進”そのものです。』とあります、このような奨学生を求めておりますが、国際交流がすぐに平和に結びつく訳ではありません。これまでにも一人一人との絆を紡いでいく活動を日本のロータリアンは60年以上続けてきました。そしてその成果は確実に出ていると思います。これからも先輩達から繋いできた米山のタスキを、次の世代に伝えて行きたいと思います。

 最後になりましたが、白戸ガバナーが掲げる地区目標は1人当たり普通寄付金5,000円、特別寄付金20,000円以上です。一人でも多くの奨学生を採用できるように、皆様からのお力をお貸し下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。