2015-2016年度 職業奉仕

職業奉仕研究会報告 

職業奉仕委員長としての抱負

国際ロータリー第2820地区 職業奉仕総括委員長 保延 輝文(石岡)
国際ロータリー第2820地区 2015-16職業奉仕総括委員長 保延 輝文(石岡)
今年度、地区テーマは「初心にかえり、新たなる一歩を」です。

職業奉仕委員会は 会員の皆様に、ロータリーの理念をもう一度深く、勉強していただくよう、活動を進めて参りたいと存じます。  

職業奉仕は、大変わかりにくいと聞き及んでおりますが、7月の研究会では、 職業奉仕に精通した講師をお招きして、今一度、職業奉仕について考えて参りたいと思います。

またご要望があれば、委員による出張卓話も行いたいと思います。

会員の皆様が、職業奉仕を通じて、事業及び専門職に携わる中で、道徳水準を高め、品位ある業務を遂行できる一助になればと、委員会でもできる限りご協力させていただきます。

今年一年、各ロータリークラブの皆様方の,より一層のご支援、ご指導、ご協力をお願い申し上げます。






職業奉仕委員会の主な予定

開催日 曜日 会場 内容 詳細 報告書
2015/07/19 ホテルグランド東雲
茨城県つくば市小野崎488−1
電話:029-856-2211
地区職業奉仕研究会 案内&申込書 ⇒報告









職業奉仕研究会報告

職業奉仕総括委員長 保延 輝文(石岡)
国際ロータリー第2820地区 2015-16職業奉仕総括委員長 保延 輝文(石岡)
7月19日(日)グランドホテル東雲において、倉沢ガバナー、長谷川研修リーダー、佐藤カウンセラー、白戸ガバナーエレクトの方々のご出席を賜り、貴重なるご指導をいただきました。

今年度は、地区目標の中の一つに、「職業奉仕の強調と中核的価値観の推進」というテーマが設けられ、倉沢ガバナーの職業奉仕に対する思い入れが、強く感じられます。

第1部では、研究会開催以前にアンケート調査をし、当日、その結果にもとずいて、各分区ごとにディスカッションしていただきました。皆熱心に討議して、他クラブの活動の報告を参考にされていたようです。

第2部では、「ロ-タリーの心と原点」の著作者であります、福岡西ロータリークラブの、廣畑 富雄先生に、「職業サーヴィス・奉仕とロータリーの魅力と標語」というテーマで、ご講演をいただきました。

廣畑先生は、九州大学名誉教授で、RI職業奉仕委員、初年度日本代表委員でいらっしゃいます。職業奉仕については日本を代表する方です。

講演内容を要約すると
1. 職業奉仕という言葉は、職業サーヴィスと言ったほうが適切である。
2. 職業奉仕は、時に、社会奉仕と勘違いされやすい。
3. サーヴィス(奉仕)の心がけは、”永続的な顧客を得る道であり、信用を増して、繁栄への道である”。”最も良くサーヴィス(奉仕)する者、最も良く報われる” というモットーが生まれる。
4. サーヴィス(奉仕)の心を別の角度から言えば、他者への敬意、他者を大事にする心と言っても良い。
5. 四つのテストの内容は、天職を通じたサーヴィス(職業奉仕)、相手のことを考え、皆のためになるように、そういう職業活動をする。其れがビジネスの繁栄に繋がる。
廣畑先生の卓越した考察には、感銘いたしました。

第3部では、各分区の代表に、今年度の事業計画を、以下のように発表していただきました。
1. 職場訪問
2. 職業奉仕についての卓話
3. 会員事業所の優良従業員表彰
4. 「四つのテスト」の唱和
5. 小、中、高への出前授業
6. 特別支援学校卒業生(障害児)に対する就職支援等です。
各クラブが知恵を絞り他委員会と協同で事業を行うよう、事業計画を練っておられました。

その中で、特に印象に残ったのは、国際奉仕でカレン族への支援、交流の結果、カレン族の青年の強い希望により、高校卒業後、RC会員の職場に就職を希望、年内にも就職が受けられる予定であるとのご報告でした。
このように、すばらしい事業を各クラブの皆様が行われるよう、切に希望いたします。

最後になりましたが、倉沢ガバナーはじめ各役員、委員の皆様には多大なご協力をいただきましたことに、深く感謝申し上げます。








職業奉仕月間に寄せて

国際ロータリー第2820地区 職業奉仕担当カウンセラー 佐藤 衛(水戸南)
※ガバナー月信2015年12月号掲載記事
国際ロータリー第2820地区 2015-16年度職業奉仕担当カウンセラー 佐藤 衛(水戸南)
 職業奉仕と言うと、「ロータリーの金看板である」「難しい」「どう実践してよいかわからない」など、様々な言葉が返ってきます。
 職業奉仕の歴史や知識、理念などはロータリーの文献や職業奉仕に造詣の深い諸先輩がたの講演録や著書をご覧いただいた方が理解も深まると思いますし、私にはそれらに勝る知識もスキルも持ち合わせておりません。

 そこで、今回は私の職業奉仕に対する貧弱な理解の中で自分なりに実践しようとしていることをご披露してみたいと思います。
 まず、私は自分の職業について考えてみました。自分の職業とはなんだろうか?「車や?」
 確かに会社は自動車の販売会社ですが、「車や」として自分一人で完結する仕事はしてはいない。とすると私は自動車販売会社の経営者。経営をすること、企業のガバナンスをすることが自分の職業だと思いました。

 ですから、私にとっての職業奉仕の実践とは、社会にとって会社はどうあるべきかを考え、その方向に導くことだと信じています。地域社会に根ざしているか、お客様に満足していただいているか、雇用を創出できているか、若い人材に自己実現につながるスキルアップ、キャリアアップの機会を与えられているかなど、考えれば考えるほど色々な課題が浮き彫りになり、個別に対応してはなかなか解決できそうにないと思いました。

 そこで、「将来どんな会社にしたいのか?」、「会社の本来あるべき姿とは?」を考え、会社ビジョンを見直し、そのビジョン実現のために全社員参加の改善活動を始めました。すべてのことがこの改善活動やボトムアップで解決することはありませんが、社員の職業意識や自分の経営者という職業の高潔性や倫理基準を高めてくれていることは間違いありません。

 こんなもの職業奉仕ではないと一蹴されるかもしれませんが、「職業奉仕とは?」ではなく、自分の職業を見直し、その職業から実践できる職業奉仕を考えるのも必要かもしれません。






2015~2016年度を振り返って

職業奉仕総括委員長 保延 輝文(石岡)
国際ロータリー第2820地区 2015-16職業奉仕総括委員長 保延 輝文(石岡)

【今年度の分区の活動・任務の状況】
今年度 倉沢ガバナーは強く職業奉仕の大切さを打ち出されました。まず職業奉仕研究会の開催をまえに 各クラブにおいて職業奉仕活動の計画書を提出していただき それを研究会で各分区ごとに討議し、各クラブの活動の参考にしていただきました。また「職業奉仕とは」ということで福岡西ロータリークラブの廣畑富雄先生にご指導いただきました。先生の優しく丁寧な説明によって、各委員長にとっても 大変有意義で再度基本を確認する良い機会であったと思います。

 各クラブの活動は以下の内容であります。

  1. 職場訪問
  2. 職業奉仕についての卓話
  3. 会員事業所の優良従業員表彰
  4. 四つのテストの唱和
  5. 小・中・高への出前授業
  6. 特別支援学校卒業生(障害児)に対する職業支援等です。

 職業奉仕活動は親睦、青少年、社会、国際奉仕等と組んで行えばより広い奉仕活動が出来、会員同士のフェローシップにも繋がると確信しております。


【今後の課題・特筆すべき事項】

職業奉仕は長い間ロータリーの理念の中心でありましたが 近年においてはだんだんと薄らいでいくように感じます。また最近入会された会員の中には、職業奉仕と言う意味がわからない方もいらっしゃいます。すべての委員会の根底には 職業奉仕と言う自覚があって自己の成長が成し遂げられると言う意識を持っていただきたいと思います。